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PROFILE

森山よしふみの自己紹介 ~会社員の頃~

 

 

 

自己紹介

 


これまで工事現場での仕事が多かった僕にとってはまったく畑違いの未知の世界でした。

 

新たな社会人生活をスタートしたファーストフードのモスバーガーFCは、これまで工事現場での仕事が多かった僕にとってはまったく畑違いの未知の世界でした。慣れ親しんできた工事現場用ニッカポッカの作業着からエプロン姿へと見た目も大きく変わりました。

 

仕事にかかる前に必ず唱和する心得は、つねに「お客様」を最優先にすることを求めており、その理念に心を少しでも近づけていこうとする努力が大切でした。今までそれほどまでにお客さんを最優先に考えることがなかった自分にとってはとても新鮮でした。星の数ほどある飲食店の中のたった一つの小さなお店でも、こんなにも熱い気持ちで人のために努めているということを知り、とても感動を受けました。


小さい店舗ゆえに人、モノ、お金、の管理(マネージメント)の勉強がしやすく、一所懸命に努めることがすべて肥やしになると思えば、残業や深夜勤務もへっちゃらでした。

 

春に入社し流れが少し分かりかけてきた頃、北陸へ出店することが決まり、入社してまだ1年足らずでしたが、そのオープニングマネージャーとして福井県へ赴任することになりました。その頃は深夜の勤務が済んでから、明け方まで知人宅で同僚も誘いマージャンをしたり、毎日が充実していた時の遠方への赴任でした。働く姿勢を認めていただいた喜び反面、環境が変わることへの若干の割り切れなさもありました。

3月の福井駅前でのグランドオープンに間に合うよう2月に福井県へ移り、さっそくアルバイトの募集とトレーニングの日が始まるのですが、ゼロからのスタートは想像以上にきつい毎日でした。人が揃わない、思うほど暗記してくれない、開店に工事が間に合わない、寒い、などなど。それでも何とか開店に漕ぎつけました。「MAY LITTLE LOVER」の曲がヒットしていた頃です。

 

ハンバーガーを製造する作業はオペレーションと呼ばれますが、この作業は立ち作業で運動量も多く肉体疲労を伴いました。足の裏にマメができ体重も落ちました。夜の10時に閉店しますが売り上げや商品のチェックが済むのは日が変わってから、さらにそれから数日後のアルバイトの出店時間帯などを決めるのです。

住まいに戻るのは夜が明けかける頃でくたくたです。

睡魔とともにおなかも減りますが、当時の深夜のコンビニには弁当は売り切れてありませんでした。一度面倒くさく思いながらも我が家のコンロで料理を作ろうとしたときにコンロに火を点けたまま寝てしまい、ガスの異常を知らせるセンサーが作動したことがありました。慌てて鍋を覗くと底が炭のように真っ黒になっていました。また食材の品質管理は仕事と思えば出来ましたがプライベートではなかなか出来ませんでした。北陸にいる間に冷蔵庫の古い食材や牛乳が原因で二度食あたりをおこしました。安価な食事を求めると却って余計なことが増えることが解かり、そのうち我が家の台所には足が向かなくなりました。

夏も終わり涼しくなってきた頃、アルバイトも成長しようやくお店も落ち着きをみせてきました。モスバーガーFCに入社した目的は少しずつ前進はしていましたが現状で納得してよいのか考える日が多くなってきました。そのときに目的達成の選択肢のひとつとして政治が浮かぶようになり、その結果、奈良へ戻ることを決心し、冬が来る前に会社を退職しました。僕は26歳になっていました。

森山 よしふみ
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